１．お問い合わせ
当院は、web予約システムによる予約を導入しています。
事前に予約を取って来院していただきますようお願い申し上げます。
他院から手術を目的にご紹介の患者さまは、治療を急がなければいけない目の状態のことが多いです。通常のweb予約ですと予約がだいぶ先の日程になってしまいますので、クリニックに直接お電話をいただければ、受付スタッフが来院日時の予約を取らせていただきます。
２．受診
予約した日時にご来院ください。初めに必要な各種検査をさせていただきます。検査結果をもとに診察をさせていただき、手術が必要かどうかの判断を慎重に行います。
手術が必要であれば手術日を決めます。手術に差支えのある全身の病気がないか調べるために、採血・心電図などの検査を行います。検査に異常値があったり持病があったりした場合には、手術が可能かどうか、内科の主治医宛に全身状態を問い合わせるお手紙を書きます。
最終的に手術が可能かどうかを最終確認するために、通常は手術の約２週間前に来院していただきますので、そのための予約をお取りします。
３．手術前のケア
眼の表面にいる細菌を減らすために、手術の3日前から抗菌剤の目ぐすりをしていただきます。眼内炎という術後の合併症を減らすために大事ですので、忘れずにさしてください。
４．手術
日帰りもしくは入院による手術が可能です。
手術当日の準備とお願い
➀手術当日は眼帯をしてお帰りいただきますので、ご自分で自動車などの運転をしての来院はお控えください。
➁お化粧（特に目の周り）や手のマニキュアは落としてきてください。
③前開きか襟元の広い服装にて来院してください。
手術当日の流れ
➀予約の時間に３階の受付にお越しください。名札をお渡しします。名札にはお名前とどちらの眼の手術かが記してありますので、各自ご確認ください。
➁血圧など全身の状態を確認し、手術の目に目ぐすりをさします。
③２階に移動し、手術をする眼と同じ側の腕に、バンドのついたロッカー鍵をつけていただきます。
④心電図モニターをつけて病衣を羽織っていただきます。
⑤手術前にトイレをお済ませください。
⑥看護師が手術する眼を消毒します。
※洗った後は、眼と眼の周囲は手で触らないでください。
⑦手術の順番までソファでリラックスしてお待ちください。
何かありましたら、近くに看護師がいますので、気軽に声をかけてください。
手術中
➀痛くない手術を最優先に心がけております。麻酔の注射もできるだけ痛くないように工夫して行っております。
それでも手術中に痛みがある場合には、我慢せずに遠慮なく術者にお伝えください。すぐに手術を中断し、麻酔を追加いたします。
➁手術中は急にお顔や体を動かすと危険ですので、何かお困りなことがありましたら、言葉で伝えてください。咳が出そうな時や尿意がある場合には、遠慮せずに術者にお伝えください。
③お顔には清潔な布をかけますので、手術中はお顔の近くに手を持ってこないようにしてください。
お顔に布をかぶせるのが苦手な方はお申し出ください。できるだけ工夫して圧迫感がないようにします。
手術終了後
➀手術後はリカバリールームのソファでしばらくお休みください。
入院の方は病室にご案内いたします。
➁３階の外来待合室に移動します。術後に飲んでいただくお薬をお渡しします。
③お会計をしていただいてから気をつけてお帰りください。
５．アフターケア
手術終了時に眼帯をします。翌日の診察まで眼帯をはずさないようにしてください。
手術翌日に眼帯をはずし、診察をさせていただきます。診察後から術後の目ぐすりを開始してください。また、術後の抗生剤の内服をしてください。
術後１週間は保護メガネをかけて眼を清潔に保ってください。
目ぐすりは、初めは種類が多いですが、徐々に減らしていきます。最後の目ぐすりは約６か月で終わります。